ダルビッシュとマエケンのマウンド上での「無言の実演指導」……ボールで想いを伝える

写真:Wikipediaより

今交際中の彼女(山本聖子)が妊娠したことを発表したダルビッシュ有ですが、僕にとってダルビッシュと言えば、前田健太(マエケン)との逸話を思い出し、それを書かずにはいられません。

マエケンは前々からメジャーに憧れ、メジャー行きを考えていることを明かしたりもしましたが、マエケンの憧れであったダルビッシュは、自らのコメントを借りれば「これからのセ・リーグを背負ってもらいたい投手だから」との想いで、2010年5月15日の交流戦で投げ合い、打席に立ったマエケンに、自身が持つストレート・ツーシーム・スライダー・フォーク・チェンジアップを丁寧に投げました。

球の軌道を見せるように、教えるように、投げました。
普通は5つもの球種を1回の打席で投げるようなことはしません。

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ボールで想いを伝える……

これは、将来の日本のエースになる男と見込んで、意図的に自分の手の内を明かしたんです。
自分の持つ全球種を「体で感じ取って欲しかった」と、18・44m(マウンドから本塁ベースまでの距離)の間の軌道で、伝えようとしたのです。

この日マエケンは9回6安打で完封勝利を挙げましたが、そんなことよりも、尊敬する人からじかに、しかも頼むことなく、むしろ託されて、このような手ほどきを受けるということはその勝利よりも断然大きな意味があったでしょう。

マエケンの直球のキレ味は球界トップクラスで、速球派でないけれどそれを球の回転で補い、打席に立つバッターは球速以上の速さを感じ太刀打ち出来ません。
スライダーが凄くて、あの鋭いスライドはテレビから観れば驚きながらも綺麗、バッターは太刀打ち出来ない、良く投げられるなと思ってしまいます。

多くの栄光を掴み、自信も持ち、可能性も未来もあったのにファンへの愛を貫いて戻って来た黒田をはじめ、今年の広島はアツイですね。
大リーグから戻って来た黒田と大リーグへ憧れを持つマエケン、二人が刺激し合い、あの時の「無言の実演指導」がこれからも発揮されることを望んで止まないし、ダルビッシュのそういう姿勢にとても好感が持てるし、凄いなと思わざるをえないのです。

しかもダルビッシュの場合は、全球種が同じフォームなのでどの球種が来るか読めず、読めても打てない場合が多いのでアメリカのメディアでも話題になっています。

昨年メジャーに行ったマー君とも仲が良く、刺激し合ってます。

こういうアツくて凄い人間が世界を驚かせてることにワクワクする気持ちを隠せませんね。

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