美術出版社の民事再生法とは裏腹に驚異的に頑張っている出版社を紹介

帝国データバンクの大型倒産速報として、「美術手帖(BT)」で有名な株式会社美術出版社が民事再生法の適用を申請したとのニュースで皆さんが驚きの目で見ています。
明治38年創業の老舗ですから、本当に歴史もあるし、芸術に対する貢献度や寄与度は大きかったことでしょう。

確かに時代の流れと言えなくもありませんが、それとは裏腹に驚異的に頑張っている出版社もあります!

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この出来事に対するみんなの反応

『「美術手帖」はとても大切な雑誌だから、美術出版社が大変なことになっても、「美術手帖」だけはなんとか死守して欲しい」という声、それを擁護するかのように「美術出版社の件についてだけど、べつにBTが廃刊になるという話ではない。出版事業に問題があるなら取次方面から先に話が漏れてくるはずで、そういう情報は耳にしていない。おそらくは不動産などの過去の不良債権が膨らんだのだと思う」という声、逆に「むしろ今までよく持ち堪えたな」という声も見られます。

インターネットの普及で、そもそも美術に関係なく紙媒体自体が少なくなっている中、紙中心のメディアは方向転換を上手くやらないと今回の件だけでなく休刊・廃刊に至ったケースは他にもたくさんあり、時代の流れとはいえ致し方ないとも言えるし残念だとも言えます。

冒頭にも書きましたが、そんな中、紙メディアでも驚異的に頑張って売上を叩き出している企業・雑誌があります。
今回はそういった企業・雑誌を紹介したいと思います。

それらは、TBSの「がっちりマンデー!!」の2月15日放送分の「新企画!儲かる地元メディア!」で取り上げられた会社・雑誌です。

紙メディアでも驚異的に頑張って売上を叩き出している企業・雑誌

早速紹介したいと思います。

長野県松本市の市民タイムズ

サイト: http://www.shimintimes.co.jp/

市民タイムズの何が人気かといえば、「地元密着のニュースが満載で読者が身近に感じる」という所で、しかも、地域を5つのエリアに分けて一面の記事も変えています。
30年以上続く大人気コーナは、お悔やみ記事です。

山口県宇部市にあるFMきらら

サイト:http://www.kirara804.com/

12年黒字で、15時間ずっと生放送です!
儲かる秘密はCMで、なんと20秒で破格の500円!安いのでみんなが頼んで儲かっています。
クラブきららという会員制度も展開し、加盟店でお得なサービスがあったりします。
こうやって広告主に対して安い広告料でCMを出してもらい、なおかつ、会員制で加盟店でお得なサービスを受けられるという点で提供する側も受ける側も共に「オイシイ関係」であることが顕著な事例ですね。

石川県七尾市の石川印刷株式会社が刊行する「Fのさかな」

サイト:http://fsakana.noto.jp/

これも凄いです!
この会社の仕事が減り、印刷機も止まるようなことがあったので印刷機を使うために自分たちで作ったのが始まりなのですが、「とても自分達で作ったとは思えない」ほどの「徹底ぶりとマニアックな作り」が逆に凄く好印象です。
元々出版業界ですから、取材というか記事作りさえきちんと出来ていればDTP関連等はお家芸ですし、逆にこれが大ヒットして広告出稿の依頼が殺到しているほどです。

千葉県の地域新聞社が刊行する「ちいき新聞」

サイト:http://www.chiikinews.co.jp/

55のエリアに分けて配布。
記事も広告もエリアごとです。
これは、一般の方々に記者としてお仕事をお願いし、採用されればきちんと報酬を与えるという形を採用しているのですが、そうすることにより例えば主婦の方や子育て中でフルタイムは無理だけど空いた時間があるという方にバイト感覚で参加してもらうと共に、そういう形で参加してもらえるので地域ごとにきめ細かな記事や広告を出すことが出来、「このお店がここにある場合、その業種からして近隣の方々の年齢層や性別から、どうしたら費用対効果を最大化出来るか?」という所まで徹底しています。

キーポイント

冒頭で紙媒体という話をしましたが、その筆頭は「大手マスメディア」でしょう……。
新聞・大手雑誌社、そういう所はこういう時代の流れに対して、きめ細かなサービスを展開するにはどうしても分母が広すぎて行き届かない部分があります。
しかしここで取り上げた企業はむしろ地元ということに強みを置いて、地元密着を旗印にし、分母は小さいけど、だからこそ満足度を最大化するという方針が立てられるのだと思います。

スタートからずっと順風満帆でない所もありますが、だからこそ凄いと余計思えますし、スタート時点で満足度を最大化するという方針を打ち出している所も、共通するのは「通り一遍な記事」ではなく、「読み手ひとりひとりが満足する紙面づくり」だと思います。

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