東京マラソン誕生の感動話……石原元都知事が絶対に譲らなかった「7時間」

写真:東京マラソン公式サイトより

余り良くない天気さえ熱気で包み込み、大盛況の内に終わった東京マラソンですが、こうやって多くのランナーが参加するのも、DJポリスに続くランニングポリスが注目を浴びたのも、この東京マラソンが誰もが注目するマラソンだからだと思います(勿論そうでなかったとしてもサポートや警備とかは必要ですけど……)。

東京マラソンがここまで注目を浴びるようになるそもそもの礎は、東京マラソンが誕生する時に既にありました。

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石原元都知事が絶対に譲らなかった「7時間」

そもそも東京マラソンは、「東京国際マラソン」(男子)と「東京国際女子マラソン」、「東京シティロードレース」をひとつに統合してニューヨークシティマラソン・ロンドンマラソン・ボストンマラソンに匹敵する市民参加型大規模シティマラソンとして企図されました。

現在はIAAF(国際陸上競技連盟)の世界ロードレース格付制度で、ニューヨークマラソンなどに並ぶ市民参加型大規模レースとして日本唯一のゴールドラベルを獲得しています(2010年)。

都民から都心部を中心とした公道を走るマラソン大会を希望する声があり、その声を実現する形でNPO法人の企画したマラソン大会があったのですが、これが東京マラソンに昇華する段階で、石原元都知事の功績を無視するわけにはいきません。

経済効果やスポーツ振興、観光の面で大きな役割を果たすと考え、更に東京オリンピック構想にも寄与すると考えた石原元都知事は、制限時間を7時間としました。

ですが一般の市民マラソンの制限時間は5~6時間です。
警視庁は5時間を希望しました。
公道を警備する上でそれが限界だったのでしょう。

しかしニューヨークシティマラソンを視察していた石原元都知事は現地のランナーから「やるなら(東京マラソンの制限時間は)7時間にしてください」と言われ、それを良い意味で譲らず、実現に向けて折衝は難航するも石原元都知事の後押しなどから7時間が採用されました。

僕の地元のマラソン大会は3.5時間です。
この大会での記録は公式記録にもなります。

そういう意味では、それなりの大会なのに、この2倍もの時間、つまり同じ日にもう一回大会をやるのに等しい時間を東京マラソンは最初から実現したのです。
だからこそ、良い意味で露出度が上がり、景観も伝えることで観光にも寄与しますし、多くのランナーがエントリーするのでしょう!

ただでさえ7時間の警備は大変ですが、今はテロリストの格好の的です。
日本を狙うなら、首都であり、市民ランナーがいるこの大会は狙いやすいでしょう。
それを守るランニングポリスも素晴らしいと思います。

さっきも、「いかにも東京マラソン走ったって格好をしたおばちゃんが元気にクールダウンしてた」というツイッターでのつぶやきを見ました。
都民の希望だったから都民が見守りボランティアにも積極的に関与する。
露出度が上がり回を重ねるごとに盛り上がりを見せるからエントリーも増える。
7時間もあるから頑張れる。
警視庁も走りながらの警備をしてくれる。

本当に東京マラソンは良い大会となりましたね。

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