角界入りを表明したアクロバット力士で有名な宇良和輝の居反り……智ノ花関との共通点

写真:関西学院大学ホームページより

まるで漫画みたいだと凄技を絶賛され、そのアクロバット的な動きと決め手でアクロバット力士と呼ばれる宇良和輝が角界入りを表明しました。
動画を交えて宇良和輝の色々な凄技を紹介しますが、その中でも居反りという決め手は最もアクロバティックで、その居反りから垣間見れる智ノ花関との共通点を紹介します。

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居反りとは?

Wikipediaによると、居反りとは

居反り(いぞり)とは、相撲の決まり手のひとつである。上からのしかかってきた相手の懐に潜り込み、両手で相手の膝を押し上げ、後ろに反って倒す技。レスリングのリバース・スープレックスやフィッシャーマンズ・スープレックスに近い。非常に珍しい決まり手で、平成以降、幕内の取組では使われていない。

と解説されています。

宇良和輝はこれを角界に入る前から、そして数度も成功させているのです。
そしてWikipediaの解説にはこうも書かれています。

十両では1993年1月場所12日目において智ノ花が花ノ国に対してこの技で勝っている。

僕は怒り新党が大好きなんですけど、新三大◯◯調査会で紹介され、宇良和輝をはじめて観た時は、さすがに圧巻でした!
この時、宇良和輝は関西学院大学教育学部でしたから、将来は先生を目指していると発言していました。
僕自身は凄く興奮し、もったいないと思いつつもそれは本人の人生だから……と思っていたのですが、角界入りの会見を見て素直に嬉しくて仕方ありません!
余談ですが、関西学院大学からは初の角界入りです!

実は、ここに智ノ花関との共通点があります。

それは居反りを決めたというだけでなく、智ノ花関も山口県の中学校や高校で保健体育の教諭として勤めながらアマチュア相撲で活躍して1989年にアマチュア横綱のタイトルを獲得し、母校の日本大学の後輩である舞の海関の活躍に触発されて大津高校在職中に大相撲入門を決意してその後の力士としての活躍があったということです。
「先生を目指してたけど角界入りを表明した」・「実際に先生だったけどアマチュアで頂点を極め、触発されて角界入りをした」という違いこそあれど、共に教師を目指していたことは同じですよね。

智ノ花関の居反りを紹介します。


宇良和輝は、力士としては小柄で、体重もあるわけではありません。
怒り新党で宇良和輝をはじめて観た時、「舞の海のような柔軟さと技を持ち、現役時代の貴乃花親方や逸ノ城のような土俵際の粘りの強さを兼ね備えているな」と思いました。

智ノ花関は舞の海関に触発されたという意味でここでまたつながります。
智ノ花関も舞の海関も人気のある力士でした。

宇良和輝の驚くべき取組をご覧になってください

「2013年 第51回全国選抜大学実業団対抗和歌山大会」 決まり手『伝え反り』


相手はアマチュア相撲で2度もタイトルを取得したことのある選手で、身長180㎝・体重140㎏!
普通に考えたら太刀打ち出来ません!
そしてこの「伝え反り」が凄技なのです!

伝え反りは相撲の決まり手のひとつで、相手の脇の下を潜り抜けて相手を後ろに反り倒す技です。

Wikipediaでは、

伝え反り(つたえぞり)とは、相撲の決まり手のひとつである。相手の脇の下を潜り抜け、相手を後ろに反り倒す技。2000年12月に追加された技の一つである。

2000年に決まり手に制定されて以降、幕内では1回だけこの決まり手が記録されており、2002年9月場所3日目で朝青龍が貴ノ浪にこの技を決めている。また、十両では2度記録されており、2006年3月場所12日目で里山が琉鵬に、2007年11月場所10日目で里山が栃乃花に、それぞれ決めている。このときは同じような体勢で上体をそらし、トリノオリンピックで金メダルを獲得したフィギュアスケート選手の荒川静香の得意技に掛けて、「イナバウアー」ともてはやされた。

とあります。

「2013和歌山個人宇良1回戦」


一度土俵際まで押し込まれますが、凄まじい粘りで逆転勝利!

「第87回西日本学生相撲個人2部準決勝」


最後の粘りからの投げが圧巻!

宇良和輝の経歴

宇良和輝は大阪府寝屋川市出身。
4歳のころからわんぱく相撲で相撲を始め、小学3年生からはレスリングも並行してやっていました。
相撲で勝てないことがきっかけだったそうです。

強靭な足腰はここで作られたのでしょうね!

この時のレスリングの技術を取り入れたアクロバティックな動きと決め手などをふんだんに駆使して大学1年生の時に65㎏未満級で大学相撲日本一になり、次第に頭角を現して来ました。
1年生では体重は65㎏未満だったのです。

それからは更に重い階級で戦えるように毎日5.5合のご飯と筋トレを欠かさずやり、20㎏の増量に成功。
また、180度の股割りとバク宙を取り入れたトレーニングで肉体改造を成し遂げました。

その後、2013年10月にロシアで開催された武術と格闘技の世界大会である「第2回スポーツアコード・ワールドコンバットゲームズ」の相撲(85kg未満)で見事チャンピオンに輝きました。
冒頭の画像はその時の写真です。

宇良和輝がアクロバット力士と呼ばれるのは、紹介した動画や経歴で十分理解出来ることと思います。

やがては綱取りを果たしてほしい!

身長・体重では角界では小柄のタイプになります。
でもこうやって華々しい記録を残しつつ話題をさらったのも、日々の努力が身を結んだ結果です。
アニメや映画のアクションに出て来そうな技を、今後の土俵で観てみたいです!

今は外国人力士の活躍が著しいです。
実力勝負の世界なのでそれは仕方がないことですが、だからこそ、遠藤をはじめ、どんどん活躍してほしいです!

繰り出す技の個性だけでなく、相撲道に通じるメンタルな部分も鍛えていくであろう宇良和輝の今後に、智ノ花関や舞の海関が成し得なかった綱取りがあることを願っています!

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